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新型コロナウイルス/各業態の取り組み例

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2020.04.20

昨今、新型コロナウイルス/自粛要請が経済活動に大きな変化をもたらしております。

そこで、当社の考えや当社周囲の会社での取り組み事例を投稿したいと思います。

 

今回は各業態の経営維持に関する取り組み事例です。

新型コロナウイルスにより、私の周囲の企業では大きく3種に分類されております。

①withコロナ商材を持っており、業績が向上している企業

②コロナの影響で大きく業績に影響を受けている企業

③業績にはまだ大きく影響は出ていないが、不安を感じている企業

 

 

それぞれの業態で、優先順位の高い考えや施策をご紹介いたします。

①withコロナ商材を持っており、業績が向上している企業

(スーパーや運送業・web会議ツール・テレワーク商材・助成金関連サービスを展開しているような業種・業態)

こういった企業で重要視していることは、圧倒的にスピード感です。

マーケットの状況・人口の動き・行政施策・クライアントの経営状況含め、かなりのスピードで市場が変化しております。

そこに対し、サービスの展開方法や内容・その他サービスとの連携・ターゲット・サポート体制・働き方・意思決定スピードなど、

スピード経営を今まで以上に意識している傾向にあります。

競合他社との差別化・顧客の信頼獲得・マーケットの急速な拡大などに対し、どれだけスピード感をもって対応するかが重要となりそうです。

 

 

②コロナの影響で大きく業績に影響を受けている企業

(飲食店・アパレルショップ・スポーツジムなど主にBtoCの業態が多い)

この業態ではの取り組み事例は大きく3つ

・行政施策を賢く活用すること

・改めて固定コストを見直すということ

・その状況下で1円でも売上を上げる方法を考えるということ

 

下記、4店舗運営している飲食店の取り組み例です。

4店舗中3店舗を閉め、残りの1店舗に正社員を集約(非正規雇用社員の人件費を抑制)

本来16:00-24:00の営業時間を9:00-20:00に変更。

3店舗を占めたことで持続化給付金や各助成金の対象となり上限額の申請が可能に。

並行してテナントオーナーへ賃料交渉し、営業再開までの間の賃料の減額や据置を提案。

9:00-10:00:MTG(本日のタスクや商品開発に関して)

10:00-11:00:ランチやデリバリーの準備

11:00-14:00:ランチ営業

14:00-16:00:動画配信やDM等のマーケティング活動など

16:00-17:00:仕込み・固定費も直しの提案など

17:00-20:00:通常営業

そしてその他、チケットの販売なども実施している。

 

 

③業績にはまだ大きく影響は出ていないが、不安を感じている企業

(①②以外の企業)

ここに該当する企業は、営業活動はもちろん、afterコロナに向けた情報発信を重要視している企業が多くあります。

SNS・youtube・webセミナーなど各メディアを通して情報発信し、収束後のスタートダッシュに向けて粛々と準備をしているイメージです。

SNSや動画配信サイト・ITツールの発展により、今では誰でも簡単に情報が発信できる時代となった反面、

情報を発信している企業が多くなったことから、見る側(情報を受け取る側)のスキルも上がっていることも事実です。

ターゲットを明確にし、日々最新の情報やノウハウを盛り込みながら伝えていくことが重要と考えられます。

 

その他働き方の変化や市場の変化に関しても、引き続き共有していきたいと思います。

引き続きよろしくお願い申し上げます。