中間面談は絶対に実施したほうが良い!!
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2022.03.12
みなさん、こんにちは。
皆様の会社では中間面談を実施していますでしょうか?
意外と「任意」で中間面談を実施している会社も多いのではないかと思います。
中間面談には多くの期待効果がありますので、本日はそんな「中間面談」に関して記載していきたいと思います。
中間面談とは?
中間面談とは、目標管理サイクルの中間時点で、上司部下間で進捗の確認や擦り合わせをする面談の事です。
例えば、4月~9月/10月~3月の年2サイクル目標管理を回している企業を例にすると、7月や1月に実施する面談というイメージです。
中間面談の目的は
・被評価者が中間時点までの自分自身の行動を評価者へ報告すること。
・評価者が被評価者の中間時点までの行動に対し、指導・アドバイスすること。
・双方の中で中間時点での評価点に関して擦り合わせすること。
・もし目標内容を変更したほうが良い場合は、修正の機会となること。
です。
中間面談がないとどうなるのか
中間面談の期待効果を理解するには、中間面談がないとどうなるのかを理解したほうがイメージしやすいので、中間面談を実施しなかった場合の良くある失敗事例を記載していきたいと思います。
中間面談を実施しなかった場合の良くある失敗事例
・ケース1
最終評価の時、ある項目について「部下の自己評価は満点」、「上司の評価は最低点」を付けた。
すでに評価の期間は終わりを迎えているため、どちらかが折れなければならない。
たいていの場合は上司の評価が優先され、納得できない部下はモチベーションの低下につながった。
→中間面談があると、中間時点で認識合わせをし「残りの期間でどうすれば何点になるか」を話し合うことが出来る為、モチベーションの低下を回避することが出来ます。
ケース2
期首に設定した目標を忘れてしまっていた。
結果、行動改善はもちろん、評価も低く、本人にとってもチームにとっても会社にとっても良くない結果となった。
→中間面談があると、失念していた目標も中間時点で思い出すことが出来ます。個人の目標はチームの目標に紐づき、チームの目標は会社の目標に紐づいているケースが多いため、期中で思い出す機会を作ることで失念を回避することが出来ます。
ケース3
期中で人事異動があり、期首に設定していた目標に関する業務をそもそも行っていなかった。
本人も上司もどのように評価を付けていいかわからず、結果的に形だけの評価を行い、目標管理の意味がなくなってしまっていた。
→中間面談があると、期中で目標の修正を行うことが出来ます。また、人事異動に伴って異動前の評価・異動後の評価についても話し合う機会が出来る為、被評価者本人の納得感も高まります。
最後に
上記期待効果に加え、定期的な1on1面談は離職防止にもつながりますし、中間面談はメリットしかないと言っても過言ではないイベントです。
中間面談を「任意」で実施している企業も多くありますが、是非これを機に会社のルールとして実施することをお勧めします。
皆様にとって有益な情報となっていれば嬉しく思います。
引き続きよろしくお願いいたします。