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目標管理サイクルはどのように決めるべきか

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2021.04.25

評価や教育の仕組みとして目標管理制度を運用している企業は少なくないと思います。
今回はそんな目標管理制度の中でも「どのようなサイクルで運用すべきか」という部分に関して記載していきます。

よくある目標管理サイクル

多くの企業で運用している目標管理サイクルは、「1カ月」「3カ月」「半年」「1年」です。

「1カ月サイクルは短すぎる」「1年サイクルは長すぎる」など、様々な意見があると思います。
そして、対象となる方の業務内容や組織の体制によっても適したサイクルは異なります。

ではどういった視点で目標管理サイクルを決めるべきなのでしょうか。
それぞれの特徴を見ていきたいと思います。

サイクルごとの特徴

運用サイクルが短ければ短いほど、具体的な目標設定が可能となり、行動改善が促されます。
その反面、運用負荷は高く、継続的な運用を行っていくには管理職の適切なマネジメントや目標管理をどのように活用しているかが大きく影響します。

そして、運用サイクルが長ければ長いほど、抽象的な目標設定となり、行動改善や成長に対する期待値は低くなる半面、運用負荷は低く、簡単に回すことのできる仕組みとなります。

そういった意味では、単月の目標管理は「教育のための制度」、通年の目標管理は「査定のためのエビデンス」と言っても過言ではないかもしれません。

最後に

「当社サービスは受注するまでに半年はかかるので、短くても半年サイクルの方が良さそうですね」
「間接部門は大きく業務が変わらないので、サイクルが短すぎる目標管理は合わないでしょうね」
なんてことを聞くこともあります。

しかし、目標管理のサイクルに業務内容は大きく関係しません。
どのような業務でも短いサイクルで目標管理を行うことは可能ですし、本質である「何のために目標管理制度を運用したいか」をもとに決めるべきです。
もし「当社業務で短い運用サイクルは難しいのでは」と感じられている方は、プロセスKPIへの落とし込みやタスクレベルでの業務洗い出しをしてみてはいかがでしょうか。
もしそれでもイメージがつきづらいという方は、お気軽にお声がけ頂ければと思います。

今後とも宜しくお願いいたします。

株式会社Dots