blog ブログ

PAGE TOP

「20~30代の若手求職者は、ど...

「20~30代の若手求職者は、ど...

資料をダウンロードする

【中小企業×採用】採用力向上!根幹となる人事制度を10個まとめてみました!

ブログ

2024.09.26

暑かった夏も終わり、空気がいよいよ秋になってきましたね。

秋は人事異動もあり、市場に動きが出る季節です。
少しでも採用力を高めるにあたり、求職者の価値観を加味した採用活動を行っている企業も少なくないでしょう。

例えば、採用関連の会社様と話している中で、

・昨今の若手求職者は、給与よりも人間関係や人生プランを重要視している!
・コロナでの就職難、物価高の影響などで給与の優先順位が高くなってきている!
・リモートワークやフルフレックス・週休3日制など、柔軟な働き方を準備するのも良いかも!
・年間休日120日や平均残業時間20時間未満などは当たり前になりつつある!

などの内容が出てきていたりもすると思います。

「採用力を高める!」とはいっても様々な角度から改善の検討をする必要があるということです。

そこで今回は、「組織運営で根幹となる(もちろん採用力向上にもつながる)人事制度」をまとめてみましたので、是非改善の材料にしていただければと思います!

1.人事評価制度

▶詳細・特徴
各職務に対して必要なスキルや適切な目標を定め、それに基づいて社員の評価を行う制度。個々の業務内容に合わせた評価基準を設定することで、能力に応じた昇進や昇給が可能。

▶導入のポイント
業務の具体的な内容や期待される成果を明確化し、評価項目を事前に社員に伝える。社員が自分の役割を理解し、目指すべき基準を把握できるようにする。

▶導入後の効果
透明性が高まり、社員のモチベーションが向上。
評価基準に基づき、適切な昇進や昇給が可能。

▶採用時の打ち出し方
「明確な職務評価制度により、キャリアアップが見える職場です」とアピールすることで、自己成長を望む候補者に響きやすい。

2.人材育成・研修教育制度

▶詳細・特徴
新人からベテラン社員まで、各段階に応じた研修や教育プログラムを提供する制度。
技術的なスキル向上だけでなく、リーダーシップやマネジメント能力の育成も行う。

▶導入のポイント
社員のスキルやキャリア目標に合わせた柔軟なプログラムを設計し、定期的な研修を実施。
外部講師の活用や、eラーニングツールを組み合わせて効率的な学習環境を整える。

▶導入後の効果
スキルアップが促進され、内部昇進のチャンスが増加。
企業の競争力が向上。

▶採用時の打ち出し方
「多彩な研修プログラムでスキルアップをサポート!」と訴求し、成長を求める候補者にアピール。

3. 柔軟な勤務時間制度

▶詳細・特徴
コアタイムを定め、社員が自分で勤務開始・終了時間を調整できるフレックスタイム制度や、リモートワークを導入する制度。

▶導入のポイント
業務内容に応じた柔軟な働き方を許可し、成果重視の評価体制を導入する。
社員に選択肢を提供することで、自律的な働き方を促進する。

▶導入後の効果
ワークライフバランスが向上し、離職率の低下が期待できる。
生産性も向上。

▶採用時の打ち出し方
「ライフスタイルに合わせた柔軟な働き方が可能!」とアピールすることで、特に家庭を持つ候補者に強く訴求。

4. インセンティブ制度

▶詳細・特徴
業績や成果に応じたボーナスや報奨金を支給する制度。
目標達成に基づく報酬で、社員の努力が直接評価される仕組み。

▶導入のポイント
明確な目標設定と報酬基準を事前に提示し、社員が目指すべき方向を理解できるようにする。

▶導入後の効果
モチベーションが高まり、目標達成意欲が強化される。
業績向上にも貢献。

▶採用時の打ち出し方
「努力が報酬に直結するインセンティブ制度!」として、結果を出したい候補者に響くメッセージに。

5. ジョブローテーション制度

▶詳細・特徴
社員を異なる部署や職務に定期的に配置転換し、スキルを幅広く習得させる制度。
様々な経験を積むことで、柔軟な人材を育成する。

▶導入のポイント
キャリアプランに基づいた適切な異動計画を立て、社員が異動の意義を理解するようにする。

▶導入後の効果
多様なスキルを持つ社員が増え、組織全体の柔軟性が向上。
社員の新しい挑戦意欲が高まる。

▶採用時の打ち出し方
「様々な経験を積めるジョブローテーションあり!」として、成長意欲のある候補者に訴求。

6. 従業員ストックオプション制度

▶詳細・特徴
将来的に株式を購入できる権利を社員に付与し、会社の成長に連動した報酬を提供。
社員の貢献度に基づく長期的な利益を目指す。

▶導入のポイント
企業の成長戦略とリンクし、ストックオプションを付与するタイミングや数量を慎重に計画する。

▶導入後の効果
社員が長期的な視野で企業成長に貢献する意欲が高まる。
社員の定着率向上にもつながる。

▶採用時の打ち出し方
「会社の成長と共に利益を得るチャンス!」と訴え、将来の発展を見据えた候補者にアピール。

7. メンター制度

▶詳細・特徴
新入社員や若手社員に対して、経験豊富な社員が指導やサポートを行う。
技術だけでなく、企業文化や社内ネットワークの習得をサポート。

▶導入のポイント
定期的な面談とフィードバックの場を設け、メンターとメンティーの関係を強化する。
適切なメンターの選定が重要。

▶導入後の効果
新人の早期定着が促進され、社内の知識と経験の継承がスムーズになる。
組織内の結束も強化される。

▶採用時の打ち出し方
「充実したメンター制度で、安心して成長できる環境です」と訴え、新人育成に関心のある候補者にアピール。

8. ワークライフバランス促進制度

▶詳細・特徴
長期休暇や有給取得の奨励、短時間勤務、リモートワークなど、多様な働き方を支援する制度。
仕事とプライベートのバランスを大切にする仕組み。

▶導入のポイント
社員の多様なニーズをヒアリングし、柔軟な働き方を提供。
成果主義の評価と組み合わせることで、業務効率と生活の質を両立。

▶導入後の効果
社員の満足度と生産性が向上し、離職率が低下。
多様な人材の確保も期待できる。

▶採用時の打ち出し方
「ワークライフバランス重視!働きやすい環境を提供します」とアピールし、柔軟な働き方を求める候補者に訴求。

9. キャリアパス制度

▶詳細・特徴
社員が将来どのようにキャリアを築いていくかを可視化し、複数のキャリアパスを提供する制度。
専門職、管理職、リーダー職などの道を選べるため、個々の能力や興味に応じたキャリア形成が可能。

▶導入のポイント
各キャリアパスに必要なスキルや経験を明確化し、定期的な面談で社員の進捗を確認。
キャリアプランをサポートするための教育や研修も重要。

▶導入後の効果
社員が自分の未来を具体的に描けるようになり、離職率の低下や長期的な定着が促進される。モチベーション向上にもつながる。

▶採用時の打ち出し方
「自分らしいキャリアを描ける、多様なキャリアパスを用意しています」とアピールし、将来の成長を重視する候補者に訴求。

10. リファラル採用制度

▶詳細・特徴
社員からの推薦を通じて、優秀な人材を採用する制度。
既存社員のネットワークを活用し、会社にマッチした候補者を効率的に採用できる。

▶導入のポイント
推薦者と採用された人材の双方にインセンティブを設け、社員が積極的にリファラルを行うよう促す。
推奨するスキルや文化にフィットした人材像を明確にしておくことが重要。

▶導入後の効果
社員による推薦は信頼性が高く、採用ミスマッチのリスクが低減。
採用コストの削減や、社内のつながりが強化される。

▶採用時の打ち出し方
「社員推薦による信頼の高い採用を行っています」とアピールし、企業文化にフィットする候補者を集めやすくする。

今回は、「組織運営で根幹となる(もちろん採用力向上にもつながる)人事制度」をまとめてみましたが、次回は少しマイナーなものもブログにしようと思っておりますので、是非次回の更新もご覧いただけたらと思います。

引き続きDotsをよろしくお願いいたします。