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【中小企業×採用】意外と知らない!?インターンシップについて(2)

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2023.09.20

ブログを開いていただきありがとうございます。

前回「【中小企業×採用】意外と知らない!?インターンシップ(1)」で、インターンシップの概要について解説いたしました。

今回はこのインターンシップを募集する際に必要なアクションについて解説いたします。

「インターンシップを募集したい!でも何からやればいいかわからない…」 といった方に参考にしていただけたら幸いです。

そもそもインターンシップとは?(振り返り)

 インターンシップとは、在学中の学生を対象とした「就業体験」のことです。専攻分野を活かしたり将来のキャリアに結び付けたりするために、主に大学生や大学院生が行う実践的な就業体験を指します。

昨今では、学生が就職活動を有利するために活用されはじめたと同時に、企業側としても優秀な人材を採用するための手法としてインターン募集が活用されています。

詳しくは前回の記事をご覧ください。

インターンシップの実施方法

 インターンシップを受け入れる際に必要なアクションをご紹介します。

必要なアクション①期間を決める

 前回の記事でもご紹介しましたが、インターンシップには異なる期間でいくつかの種類があります。自社で行おうとしているのはどれに当てはまるのか、どれを実施したいのか・どれが適切なのかを決めましょう。

必要なアクション②仕事内容、採用人数、担当者を決める

 必ず決めなければならないのは、インターンシップ生にお任せする仕事内容です。インターンシップに参加する学生に何をどこまで担当してもらうのかを決めましょう。当然、入社後個々のレベル感や意欲に応じて変化は出て来ると思いますが、大まかにお任せする業務範囲は固めておくのが良いでしょう。また、何名採用するのかも決める必要があります。

 併せて、指導担当や教育担当、またインターンシップ生の採用活動の担当者も決めておきましょう。

必要なアクション③募集方法を決める

 では次に、どうやってインターンシップを募集するのかを決めましょう。募集方法は大きく4つです。

  • オウンドメディアでの募集
    自社HPやSNSでインターンシップ実施を告知し、学生を募る方法です。費用をかけることなく自由に情報提供できるというメリットがある一方、自社に興味を持っている学生しか集まらず、多くの学生から応募が期待できるわけではないというデメリットもあります。

  • 大学を通じた募集
    大学や専門学校と連帯する募集方法です。主にキャリアセンターを利用する学生に知ってもらえ、様々なな学部の学生の参加を募ることができます。
    しかし、大学ごとにやり取りが必要なため、担当者のリソースが必要となってきます。

  • 求人媒体
    多様な学生の参加を募ることができます。無料で使用できるインターンシップ専用媒体や、有料の媒体まで様々です。

  • ▼人材紹介
    インターンシップを探している学生を紹介する人材紹介もあります。「理系人材専門」など、専門性が高い学生と出会いたい場合や、採用活動同様に、効率を重視する際には良い手段と言えるでしょう。

必要なアクション④面談、面接を行う

 募集をかけ、応募が来たら面談や面接を行います。

 ちなみに弊社のインターン採用の際も、中途採用と同じようにカジュアル面談を取り入れています。
カジュアル面談については過去記事をご覧ください。

インターンを募集するにあたっての注意点

 前回の記事でもお伝えしましたが、長期インターンを採用する場合は給与が発生します。

学生にとってインターンシップは学びの場ですが、インターンシップの参加学生を労働者として扱う場合は企業は給与を支払わなくてはなりません

使用従属関係にあたる、労働者性を有する形でインターンシップ参加者に就業体験をさせる場合は、学生であっても労働基準法に規定する労働者として取り扱い、給与を支払わなくてはなりません。給与以外にも、交通費などの必要経費支払いについても理解する必要があります。

 とはいえ、学業が最優先になることも忘れてはいけないポイントとなります。

まとめ

 インターンシップは、学生は就活に向けて有利になったり、企業としては優秀な学生の採用に繋がったりという双方にメリットがあります。

気を付けるべきポイントもありますが、是非採用活動の一つとして取り入れてみてはいかがでしょうか。

 中途採用だけでなく、インターンシップについてのご相談ももちろん承りますので、ご不明点などがございましたらお気軽にお問い合わせください。