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【中小企業×採用】採用活動に成功している企業の求職者対応とは?

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2024.02.28

3月を目前にし、春めいた日も増えてきましたね。

転職市場でいうと、4月入社に向けた求職者の動きが見られる時期ですね。採用活動は順調でしょうか?

様々な企業様の採用活動のお手伝いをさせていただいていて、採用活動に成功している企業とそうでない企業の差はどんどん広がっていると感じていますし、今後もその差は広がり続けるのではないかと感じることも多々あります。

今回の記事では、「求職者への対応」に焦点をあててその差を紹介していきたいと思います。

結論からお伝えすると、採用が比較的うまくいっている企業は下記3点を行っている傾向にあります。

  • 求職者への対応(返信)が早い
  • わかりやすく、返信しやすい文章である
  • 面談・面接後のアプローチをしている

もう少し詳しくお伝えしていきます。

求職者への対応(返信)が早い

求職者から応募がきてから返信をするスピードが比較的早い傾向にあります。24時間から長くても2日以内には初動の返信を行っています。(休日を除く)

わかりやすく、返信しやすい文章である

応募の後、書類を提出してもらうのか、面談・面接に進むのか、そのために求職者の方から日程を提示してもらうのか、それともこちらから提示した中から選んでもらうのか、相手(求職者)に次のアクションがわかるような連絡をしています。

あとは文章の堅さにも影響があり、例えばWantedlyでいうと比較的ラフな口調で返信をする方が効果的だと言えます。

口調に関しては、それぞれの媒体の特徴を鑑みて調整する必要があるでしょう。

面談・面接後にアプローチをしている

採用活動に成功している企業は、面談後・面接後に企業側から御礼の連絡をしている傾向があります。

また、本選考に進むか否かわからない面談の後であれば、一定期間空いた後、企業側からアプローチをしているのも見受けられます。

迷っていたり、求職者の転職活動の状況によっては忘れられていたりする場合もあるかと思いますが、後日改めてアプローチをすることによって「気にかけてくれている企業」として良い印象になり、そのまま面接に進んでいくというケースです。

では採用活動にうまくいっていない企業はどうかというと、先ほどお伝えしたうまくいっている企業の逆のことを行っている傾向にあります。

当社では、定期的に求職者の市場調査を行っているのですが、その結果も見ながらご紹介していきます。

採用活動をしていると、せっかく応募が来たのに返信が来ない・音信不通になったなどというご経験をされているのではないでしょうか?

下記は20代~40代の転職希望者に「返信が面倒になった」もしくは「返信しなかった」要因をきいたアンケート結果です。

返信のタイミングや口調がランクインしています。

年代別に見てみても、順位にやや変動はありますが概ね同じような結果となっています。

では改めて採用活動にうまくいっていない企業と傾向と、その対策についてお伝えします。

求職者への対応(返信)が遅い

まず、返信のスピードです。応募があってからの初動が遅い傾向にあります。返信が遅いことは求職者からしても不安要素となると同時に、温度感の低下にも繋がります。素早い対応を心がける必要があります。

<対策>
・採用担当者にリソースがない場合、一次対応を行う担当者を別に設定する
・テンプレートや自動日程調整ツールなどを使用し、スムーズに返信できるようにする

エンジニアなど、採用競争率が高い職種の場合は特に早めの行動を心がけた方が良いでしょう。貴方の会社が返信をするころには、競合他社との面接が決まっているかもしれません。

文章

市場調査結果にもあるように、口調が軽すぎても堅すぎても返信したくないと思うとのことです。これは業界や媒体の特性によって使い分ける必要がありそうです。

<対策>
・各媒体の特性を把握する(例:Wantedlyの場合はチャット形式でのやりとりになるので、かしこまりすぎずライトなやりとりを心がける など)
・テンプレートを複数作成し使い分ける

面談、面接しっぱなし

採用に成功している企業は、面談後・面接後に企業側から御礼の連絡や今後のアクションについてなどを企業側から連絡しているのに対して、採用にうまくいっていない企業はほとんど行っていない印象です。

<対策>
・面談・面接終了後に御礼メッセージを送信する
・簡単なものはテンプレートを用意しておく(場合によっては面談・面接の軽いフィードバックを添えるのもよいかもしれません)
・一定期間求職者から反応がない場合追連絡を行う

いかがでしょうか?

面談・面接後のアプローチに関していうと、「忙しいのに面談をしたんだから候補者の方から御礼を言ってくるべきだ!」「求職者から御礼を言ってくるのがマナーだ!」とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、過去のブログやセミナーでもお伝えしているように、今は企業優位の時代ではありません。求職者と企業は常に対等な立場であると心がけてください。

候補者への対応スピードやアプローチは「先手必勝」という言葉が当てはまるかもしれませんね。

いかがでしたでしょうか?採用活動がうまくいっている企業といっていない企業の違い、そしてその対策をご紹介しました。

一度、今回紹介したような対応にシフトしてみるのもひとつの策かと思います。

少しの工夫で大きく変化するかもしれません。

また、今回ご紹介した市場調査サポートは下記よりDLしていただけます。

ご参考になれば幸いです。